三行小説『山本山~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~』

2008年9月 2日 (火)

『山本山~』あとがき



皆様、毎日3行という読む側のストレスになりそうなルールの小説を読んでいただきありがとうございました。
1日3行ずつ、
前もって作らず書くときに考えるようにして更新。
振り返ると全く人間の心情を描いていない小説ができてました。
(山本山インタビューは元記事があるので3日分ぐらい作って分けた。)
ほんま「なんじゃこの小説は…」ですな。


たまたまタイトル案の抽選で力士名が選ばれたので、相撲情報を盛り込めましたが、他のタイトルだとどないやったでしょう…。


しかしまた時々こういう企画には挑戦して、印刷して西村くんのようにコミケで売りたいと思います。


1ヶ月間おつきあいありがとうございました。



2008年9月 1日 (月)

『山本山 〜チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件〜(番外レポート)』



お盆に東京に行きました。
せっかく小説を書き中だったので、尾上部屋がどんな場所にあるのか見てみたく池上に行きました。


『山本山 〜チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件〜(番外レポート)』


『山本山 〜チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件〜(番外レポート)』


『山本山 〜チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件〜(番外レポート)』


駅前は花屋の店番は猫だったり、のどかな商店街でした。
雰囲気がお相撲と合ってる!


部屋は商店街の先の住宅街にありました。
プライバシー的なことがあるので写真はやめておきますが…
会社の倉庫風な建物でした。
町内にお相撲さんがいたらうれしいでしょうねえ。


『山本山 〜チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件〜(番外レポート)』


目の前で出前人が部屋に入っていきました。
いっぱい食べて大きくなってください!
山本山関を小説のために調べているうちに思い入れがでてきました。
新十両で挑む秋場所を楽しみにしています。
(誰にむかって書いとんねんこれ)





2008年8月31日 (日)

『山本山 〜チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件〜(31)』



台所で冷蔵庫のプリンを立ち食いして部屋に戻るとオカンが「南森町連続殺人事件」を読んで泣いていた。


「川本川、好きな子を投げなきゃいけなかったなんて可哀想だねぇ……、でも川本川でそうめんみたいな名前の相撲取り思い出したよ、山本山。」


「………夏以降も、1年中どんどん活躍してほしいよな。」






              〈終〉





『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~(30)』



千秋楽翌日、もう一度だけ蘭ちゃんの顔を見たいと南森町に出かけた川本川はいまにもオッサンを攻撃しそうな蘭ちゃんを目撃しとっさに上手投げ、相撲 vs 蛇拳では相撲に軍配が上がることとなり、曽根崎警察から川本川に感謝状が贈られたのだった。






(…なんじゃこの小説は…素人とはいえひどいなあ西村くん…)


脱力感に包まれながら麦茶がなくなったコップを台所に持って行った。





2008年8月30日 (土)

『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~(29)』



しかし川本川は蘭ちゃんかわいさに味のことは気にならずたくさん食べた、そしてその後川本川が勝ち星をあげるたびに南森町付近に住む男達が連続して殺害される事件が……、男達いやオッサン達に共通していたのは「なんちゅうかほんちゅうか」に通いながらも料理がまずいと言いふらしていたこと。
しかしまずいのは仕方がない、なぜなら料理長の陳は祖国の諜報機関から日本へ送られてきた人間で料理の経験は無し、「なんちゅうかほんちゅうか」は日本になじむためのダミーで始めた店なのであった。
そして蘭ちゃんは陳と共に活動するために祖国から送られてきた女スパイ、だがいつの間にか料理長の陳を愛するようになり、その料理をまずいと言う客のオッサン達を許せずに蛇拳で殺害してしまった。





2008年8月29日 (金)

『山本山 〜チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件〜(28)』



まず炒飯がまずかった。


餃子もまずかった。


ピータンもまずかった。





2008年8月27日 (水)

『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~(27)』





大阪場所の3日目、頭下部屋の力士・川本川と黒乃波は、大阪後援会の中橋紀男に連れられて南森町にある高級中華料理店「なんちゅうかほんちゅうか」に行き、モデルかタレントのようにかわいいウェイトレスに出会った。
中国人で名前を蘭ちゃんといった。
店はいつも蘭ちゃん目当ての男性客で満席だったが料理はどれもまずかった。





『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~(26)』





1日に3行ずつ、書きすすめたということだった。


3行で1ページということで、普通の本よりめくるのが忙しく、最初はなかなか話が進まなくて読むのにイライラした。


「南森町連続殺人事件」、舞台は春の大阪。





2008年8月26日 (火)

『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~(25)』









推理小説を自転車に乗せられるだけ乗せて帰宅。


自分の部屋になみなみといれた麦茶とサクサクサブレをスタンバイし、読書にベストな体勢を確保。


最初に開いた「南森町連続殺人事件」は、1ページに3行ずつ書かれていた。






2008年8月25日 (月)

『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~(24)』









2年前に池上にやって来た尾上部屋の山本山は、けっこうおしゃべりな若者で、自分が行った大阪の中華料理の店に蘭ちゃんというかわいい店員がいたこと、そこで最近殺人事件があったことを話していたという。


「だけどそれだけで小説を書くなんてスゲーな。こういうのってどれぐらいで書くの?」


「う、う~ん、こ、これは、い、1ヶ月。い、いつもなら一気にか、書くから、だ、だいたい1週間とかだけど。」



2008年8月23日 (土)

『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~(23)』



「あ、あの、前の、は、灰色の建物が相撲部屋で。あ、あれは山本山。け、今朝のスポーツ新聞にも出てた。……こ、これ。」http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/sumo/news/20080823-OHT1T00014.htm


「うわ、ほんとだ。251.5キロだって。スゲーな…。あ~~商店街の張り紙はここのことか。」


「う、う、うちの親の店にも時々、力士が買い物に来て。こ、この小説も山本山の話からヒントもらったんだ」。




2008年8月22日 (金)

『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~(22)』





゛南森町連続殺人事件゛というのが、パソコンで手作りした西村くんの小説の題名だった。


「へえ…ミナミモリチョウ殺人事件か。読んでみるよ。」


「わっ。相撲取りだ!ほら!」





2008年8月21日 (木)

『山本山 〜チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件〜(21)』



山のように本を用意してくれていた西村くんは、いかにも本が好きそうな、虫みたいな顔だった。


「うわぁ~すげ~。これで当分本買わなくてすむわ。お、こっちは推理小説ばっかまとめてくれてんだ。ほら。」


「あ、す、す、推理小説好きなんだね。あの、よ、よかったら、ボク同人誌で、しょ、小説書いて、コミケで売ったりしてて。よ、よかったら、読んでくれないかな。よ、読んだら捨ててくれて、い、いいから。」





2008年8月20日 (水)

『山本山 〜チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件〜⑳』





「商店街のイベントに相撲取りが来るんじゃね?ガラガラ抽選とかビンゴとか…」


「涼しげ親方も?」


「なにその涼しげ親方って。つーかもう4時過ぎてんじゃん。あいつ待ってるぜ。行くぜ、もうすぐそこだ。」





2008年8月19日 (火)

『山本山 〜チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件〜⑲』



手みやげなんて買い慣れない自分たちはどこで何を買えばいいかわからなかったが、TSUTAYAの隣にミスドがあるのをアツシが思い出し助かった。
池上の商店街はどっちかというと昔ながらの静かな商店街でこれといって目をひく店がなかったから。








『山本山 〜チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件〜⑲』












「あ、なんだこれ……、隣も…」












『山本山 〜チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件〜⑲』







『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~⑱』



「池上。こっから15分ぐらいだろ。んじゃ、ゆっくり走るから肩に手ぇ置け。そうそう、お前の好きな推理小説もあるっつってたぜ。」


アツシの本好きな友達が本をくれるということで、パクった原チャリはこないだ置いてきたからチャリと原チャリで池上へ向かった。


「あ、手ぶらじゃなんだな。池上の商店街でなんか買うか。」



2008年8月18日 (月)

『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~⑰』



「ギャル曽根さんと会って2人で食べ放題の店に行きたいッス」








「そいつ本がめちゃめちゃ好きなんだけどさ、もうじき引っ越すからって。ホントいいやつだよな。オレだったら絶対ブックオフ持ってくけどな。」


「そうだな~、オレもだわ。つーか、その人の家ってどこなの?」



2008年8月16日 (土)

『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~⑯』



「しこ名が決まったときから、のりとお茶の“山本山”から化粧回しの贈呈が期待されてましたが。きのうあるマスコミが広報に問い合わせたところ、『まったく予定はありません』と無関心だったそうです。いかがですか?」


「………じゃあこうなったら応援してくれるように、しこ名を山本山海苔男に改名するッス。そうでもしないと引っ込みつかないッス」


「ハハハハハハ。そうですか。それでは最後に今の目標を聞かせてください。」




2008年8月15日 (金)

『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~⑮』



「みなさんの期待に応えられるよう241キロを目指しまス。今日から太りまス。8月22日の健康診断まで毎食、丼2杯のご飯を4杯に設定しなおして、記録更新を目指しまス。」


「それから、いよいよ大勢の相撲ファンに山本山のしこ名が知られることになりますがいかがですか。」


「ありがとうございます、とてもうれしいッス」



2008年8月14日 (木)

『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~⑭』











「昨日の番付編成会議で、2008年秋場所、新十両昇進が決まりました。おめでとうございます。新十両で史上最重量の232キロですね。」


「あ、そうなんスか」


「元十両・須佐の湖が持つ日本人関取最重量は240キロですけど、秋場所までに越えられますかね?」



2008年8月13日 (水)

『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~⑬』



「はいっ!すいません」


「山本、本当にしんどいのは今からなんだぞ!ちょっとしこ名が珍しいからって、今はみんなちやほやしてくれっけどそんなの一瞬だけだぞ。ちゃんと上みて着実に力つけとかないと。」


「はい!」


2008年8月12日 (火)

『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~⑫』



「ええー。あの落語のナントカ亭が近くにあったとこッスね。・・・へえー。殺人事件て言ってたッスね。」


「あの店また春行きたいよなー。すげーうまかったし、蘭ちゃんかわいかったし・・。あっ、親方!」


「お前らいつまでしゃべってんだ、早く寝ろよ!睡眠だって体作るのに大事なんだよ!んっとに、修学旅行の中学生か。おい山本、明日お前のために記者さん達が来てくださるんだ。肌のツヤ、ハリ、プロなんだから、どう写るかそこまで考えろよ!」



2008年8月11日 (月)

『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~⑪』



「ほら、おもてに兵馬俑がいた。ウェイトレスがめちゃくちゃかわいくて。」


「あーっ!蘭ちゃんッスよね。」


「そうそう!山本がピータン20個食わされた店。今の絶対あそこだよ。」




2008年8月10日 (日)

『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~⑩』















「…何者による犯行かはわかっていません。この事件で南森町駅付近の住民達は不安を募らせています。。」


「あっ。今の、中橋さんに連れてってもらった中華の店じゃねえ?」


「えっ!?すんません、ちゃんと見てなかったッス。」


2008年8月 9日 (土)

『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~⑨』



「…何者による犯行かはわかっていません。この事件で南森町駅付近の住民達は不安を募らせています。。では、次のニュースです。」


夢の中で涼しげ親方としゃべり中に、つけっぱなしのテレビの音で目が覚めた。


(夢に出てくるって、どんだけ涼しげ親方気に入っとんだ…オレ。)

2008年8月 8日 (金)

『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~⑧』



「……お前昨日のあれはなんだ?なぁ、あんな自信なさそうな顔でよく土俵にあがれんなぁ!!見ててこっちが恥ずかしくなったわ!!お前そんなんだったら人生なにやったってダメだぞ!!」


「あ…あの…涼しげ親方、ちょっと厳しすぎです!もっと涼しげに」


「はぁ?アンタ何者だ?」

2008年8月 7日 (木)

『山本山 〜チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件〜⑦』



「夏はやっぱり山?…揖保の糸?…」


「涼しげ親方?」


(涼しげ親方はいいよなあ。夏も汗かかないんだ。弟子もヤセてて…)

2008年8月 6日 (水)

『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~⑥』



無視して2階にあがった。


(そうめんみたいな名前か…)


「つるつる山?」

2008年8月 5日 (火)

『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~⑤』



「はぁ?」


「そうめんみたいな名前の相撲取り」


(…ホントわけわかんねーな。)

2008年8月 4日 (月)

『山本山 ~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~④』



パトカーに出会わないかとヒヤヒヤしたが、無事家まで2ケツ達成。


家では母親が寝転んでNHKの相撲を見ていた。


「そうめんみたいな名前の相撲取りがいるねえ」



2008年8月 3日 (日)

『山本山~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~③』



「ダメだ。キックでもかかんねー。」


「あーあー、人の原チャリなんか盗ったタタリだな。バイク屋にも持ってけねーし、徒歩で帰れ徒歩。徒歩。」


「っせーよ。いいから2ケツだ。早く出せよ。」

2008年8月 2日 (土)

『山本山~チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件~②』



ドゥルルルルル…ルル…ル…


「うわぁ~あ~~まさか…ああ…あ……止まった…」


「え~、ちょっと~カンベンしろよ」



2008年8月 1日 (金)

『山本山 〜チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件〜』



「あれ?あれ?なんなんだよぉ」


「おいー何やってんだよぉ?」


「なんかー、急にスピードが出ねえんだ」


三行小説 タイトル決まりました



たくさんのタイトル案をありがとうございました。
m(__)m


★皆さまからのタイトル案★
山本山
三行半(みくだりはん)
ラスト30秒
チャリと原チャリ
誰にぬかしとんねん!
間一髪
四苦八苦
たすぽ
のじぎく
かっぱの夫婦
号泣するオカマ
せやけど
水平線の向こう
かさねぎ
キルギスからの手紙
隠れキリシタン
夏の思い出
言い争い
堺筋本町から富田林にはどうやっていくのですか
淡路島で琵琶湖の蓋を作る
法円坂で待ってます
まいど、淡路で野良猫やらせてもろてます
南森町連続殺人事件
スープレックスの女
ヘルニア腰物語
やるじゃねーかず解散秘話……

ギブアップ
へっぽこアラブ王 それゆけムハンマド!!
パパラッチ
50代のおっさんだけど割り勘でもいいかな?


全部で31ございました。

なので案を紙に書いて抽選にしました。


三行小説 タイトル決まりました


テレビの視聴者プレゼントと違って本当に抽選をしました。


三行小説 タイトル決まりました




なぜか3つ提案される方が多かったのでそういうことかなと思い3つ使うことにしました。


三行小説 タイトル決まりました


そうして決めたタイトルが


『山本山 〜チャリと原チャリと、時々、南森町連続殺人事件〜』


です!
ありがとうございます!




昨日発表したあとに、「3行で成立せえへんやろ。5行に変えますて謝罪しよかな…」と思ったが耐えた。
31日でも93行しかないんか…
どうなることやら。


そーれーゆーけーイッシッシッシおったのしみっテケテン!



2008年7月31日 (木)

新連載 三行小説



8/1から
ここで三行小説を連載することにした。
毎回、三行の小説だ。
三行で話が展開できるのかわからないし自己満足ではあるが、どんなにおもんない内容になってしまってもとりあえず8/31まで毎日書いてみよう。


携帯とパソコンでは三行の字数が違うので、





1つで1行ということで。


もちろん今までどおり好きなことも書きま。


しかし三行で小説を書くと決めただけで内容もタイトルも何も決まっていない。
なのでタイトルは皆さまから募集させていただきます。
もう1日しかないけど、8/1の夜23時までにタイトル案をコメント欄にお願いします。
いつもコメント書いたことない方々もぜひどうぞ。
m(__)m

2010年3月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31